11ぴきのねこ

最大200文字

作:馬場のぼる
シリーズ名:11ぴきのねこ
出版社:こぐま社
発売日:1967年
ISBN:978-4-7721-0004-5

サイズ:26×19cm
ページ数:40ページ

いつもお腹ぺこぺこな 11ぴきののらねこたち。髭の長いじいさんねこに、湖に大きな魚がいると教えられ出かけていきます。大格闘の末、やっと怪魚を生け捕りにしたのらねこたち。みんなこれを見たら驚くぞ!無事にみんなの元へ持って帰れるのでしょうか・・!

11ぴきのねこシリーズ1作目!

こんな時におすすめ

  • ちょっと長い文章に挑戦してみたい
  • ねこが好き

150〜200文字程度のページが多いので、読み応えが出てきたな〜という感じの量です。

紺色ベースで黒文字のページがあるのですが、そこだけ文字が読みづらいです。
我が家は寝る前に、電気の光量を少し落として読む事が多いので、余計にそう思うのかもしれません。

怪魚に何度追い返されても、工夫しながら頑張り続けるのらねこたちが可愛いです。

ちゃんと全部のページに11匹いるそうです・・!

11ぴきのねこが それぞれ喋っている風に、声音を変えて読むと面白いです。

11パターンも声音を変えるスキルはありませんが、そこは雰囲気で笑

イラストも色味も ものすごく可愛いので、ハートを掴まれる読み手の方も多いかと思います。

11ぴきのねこ豆知識

とらねこ大将と10匹ののらねこたちのお話『11ぴきのねこ』シリーズは、1967年の発行から50年以上愛されているシリーズ。

唯一違うトラ模様の彼が、とらねこ大将。みんなのリーダーです。

どうして11ぴきなの?

タイトルというのは強い印象を与えるのがやっぱりいいんです。それに11には再出発という意味もあるのです。ムフフ。そういったお話には何の関係もないようなところも実は大切なんですね。

11ぴきのねこオフィシャルホームページより

確かに、10ぴきより11ぴきの方が印象に残る気もします。

出てくる歌について

この本には『ねんねこさっしゃれ』『たいりょうぶし』が出てきます。『たいりょうぶし』は千葉県の民謡、『ねんねこさっしゃれ』は中国地方の子守唄がモデルではないかと言われています。

のらねこ達が歌っているし『ねんねこ』だから、猫の歌かと思っていました・・

『ねんねこさっしゃれ』は、字面にねこっぽさがあって、ぴったり!

検索すると動画で音源も聴けますので、ご興味のある方はぜひ。(読む時のイメージがわきやすくなるかもしれません)

ひぐちみきこさんの『ねんねこ さっしゃれ』という絵本もありました^^

馬場のぼる氏と手塚治虫氏

作者の馬場のぼる氏は、鉄腕アトムなどでお馴染みの手塚治虫氏と親友で、お互いの風貌に近いキャラクター登場させています。

お互い描き合うって、素敵です^^

半世紀愛されるのらねこたち。
グッズも最高にかわいいです。
私はこのお弁当箱を持っています。激かわです。

可愛いグッズが沢山で、色々と欲しくなりますね!^^

では!

  • 息子の反応に伴う主観記事です。
  • 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。

※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。

タイトルとURLをコピーしました