作・絵:いわむら かずお
シリーズ名:14ひきの
出版社:童心社
発売日:1984年7月
ISBN:978-4-494-00622-9
ページ数:32ページ
サイズ:26.6×19cm

きのみ みつけた。
くさのみ みつけた。
もりの あきは、みのりの あき。
14ひきたちはみんなで、やまいもほりにでかけます。
森の中、おじいさんがみつけたのは、やまいものつる。
つるの上には、おいしいやまいもの芽「むかご」もなっています。
ザック ザック
シャベルで ザック
おじいさんといっくんが、やまいもをきずつけないよう、まわりに穴をほっていきます。
まだまだ下へとのびている大きなやまいも。
みんなで力をあわせて、穴から土をはこびだします。
やまいもにつなをむすんで、えいさ、えいさとやまいもつなひきです。そしてついにみんなで、大きなやまいもを掘りあげます。
最後には、とろろごはんに、むかごもいっぱいのおいしいゆうごはんです。
引用元:童心社オフィシャルサイト

人気シリーズの第3作。食育にもつながる人気のロングセラー絵本!
こんな時におすすめ
私も小さいころから何冊か読んでいる、『14ひきの』シリーズは、透明水彩で細部まで緻密かつ丁寧に描かれた美しいイラストで有名です。
ねずみのおじいさん、おばあさん、おとうさん、おかあさん、10ぴきの子どもたちが、自然の中で暮らす様子にほっこりさせられます。
子どもたちにはそれぞれ『いっくん』『にっくん』『さっちゃん』『よっちゃん』『ごうくん』『ろっくん』『なっちゃん』『はっくん』『くんちゃん』『とっくん』という名前があり、全ページに14ひきいるのも特徴。
字は全ページ下部のイラストがない部分にあるだけなので、美しいイラストを邪魔する事がありません。

とっくん!

『ウォーリーを探せ』みたいに遊べるね!
『14ひきのやまいも』は、秋のお話。家族みんなでやまいもを掘りに行きます。
いもほり名人のおじいさんの技術が 長男のいっくんに受け継がれている様子もわかり、年長者から知恵を受け継いでいく様子が見られます。


私も、もっと色々学んでおくべきだったな・・と、
大人になってから思います。

みんなが調理する台所は、かまどがあったり、水瓶に水を入れたり、昔ながらの土間のような感じです。

令和の子ども達にも、古い台所の様子を教える事が出来ます。笑
- 息子の反応に伴う主観記事です。
- 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。
※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。