あかまるどれかな?

0-1歳児向け

作 : しみずだいすけ
シリーズ名 : おやこであそぼ
出版社 : ポプラ社
発行日 : 2017年07月
ISBN : 978-4591156414

ページ数 : 24ページ
サイズ : 16×16

目のついた丸、三角、四角、星、ハートが沢山いますが、全ページに赤い丸はひとつだけ。
「どれかな?」「これ!」と指差しをして遊べる絵本。

出来た達成感で地頭が育つと言われる、指さし遊びの絵本!

こんな時におすすめ

  • 長く遊べる絵本が欲しい
  • 形や色を教えたい

最初は「あかいろ どれかな?」という簡単な質問からですが、質問は徐々に色、形、大きさ等が足されていきます。

最終的には数も増えて、最後にはスペシャル感のあるハートちゃんも登場!

この本を手にする0歳児には、まだ「赤丸どれかな?」と言って指差しが出来る子は少ないかと思うのですが、その分長く遊ぶことが出来ると思います。
読む人が「どれかな?」「これ!」と指差しして見せることで学べる本です。

本文に加え、全てのページの右下に質問の例が書かれています。
「三角はいくつ?」「色も形も同じものはどれ?」「数を数えてみよう」など、発達段階に合わせてどう質問したらいいかのガイドになり、とても便利で親切です!

息子氏の経緯

息子氏の指差し経緯
  • 0歳(購入時)
    ただ聞くだけ

  • 1歳5ヶ月
    たまに「これ!」と指差しをしてくれるも、あまり理解は出来ていない様子

  • 1歳10ヶ月
    形を認識できる様になり、指差しも多く出来るまだ色は苦手そう
  • 2歳
    色も形も指差し出来る

我が家での一例です。個人差があります。

あかまるこれ!

やっと遊べるようになった..!!

1歳5ヶ月の時、初めて「これ!」と指差ししてくれた時は感動しました。
しかし、違うページでは「無」の顔をしてきたりと、私の真似をしているだけという様子でした。

1歳10ヶ月になると色は曖昧ながらも形を覚え、指差し遊びが出来る様になりました。

2歳を過ぎた頃には色もわかる様になり、本文の質問が理解出来る様になりました。
ようやく右下の追加質問が出せるように。

質問例も沢山あり アレンジも効くので、まだ遊べそうです!

理解出来るようになった本人も嬉しそうですが、ずっと読んできたこちらもかなり嬉しいです^^

あまり知らなかった、色弱のこと

今となっては杞憂だったと思うのですが、1歳半の頃 色が全然わかっていない感じがしていたので、色弱を疑っていました。

日本人男性の20人に1人は色弱と言われています。計算すると日本だけで320万人です。
白人男性は10人に1人と言われていて、決して珍しい物ではありません。

今では配色もバリアフリーになっているものがあり、信号機は色弱の人でも色で判断できるように調整されていたり、スマホやパソコンにもカラーフィルタ機能が付いていたりするそうです。

恥ずかしながら、息子の色弱を疑って調べてみて初めて知りました。
知らなければ理解しようとする事も出来ないし、知れてよかったなと思った事です。

色で困っている人でも、過ごしやすい世界になりますように!

余談ですが。。

子どもの頃からずっと「私が今見ている色はみんなが見ている色と同じなのだろうか」という疑問があります。
自分が見えている色は自分にしか分からないし、全ての色がみんなバラバラに変換されていたら
「自分の赤がみんなの赤じゃない」と何故断言出来るのでしょうか。

今でもずっと疑問です。

では!

  • 息子の反応に伴う主観記事です。
  • 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。

※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。

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