作•絵 : レオ・レオニ
訳 : 谷川俊太郎
出版社:好学社
発行日:1983年
ISBN10 : 476902021X
ISBN13 : 978-4769020219
ページ数 : 26ページ
サイズ : 17×13


世界中で愛され続けるレオ・レオニの、赤ちゃん向けボードブック。
2匹のねずみが「おはよう」から「おやすみなさい」まで色々な事をして遊ぶ 可愛いお話です。
こんな時におすすめ
「りんご」「あか」等の単語や擬音のみでは読み応えがなく、読む方も飽きてしまいがちです。こちらの絵本は、文字は少ないものの 1日の流れというストーリがあるからか読んでいても楽しいです。
谷川俊太郎さんの訳が素晴らしいという事かもしれません…
文章のテンポが良いのか、息子は「ちーずたべたっていい!」のページがお気に入りで、
読むとキャッキャと喜んでいました。

「じゃあじゃあびりびり」と同じく1983年の絵本で 色味はややシック。描かれている電話が黒電話なので、これもやはり現代っこ達には「?」となりそうではあります。

スマホしか知らないよ^^
とはいえねずみさんの世界という事もあり、古くさい印象は受けません。

息子が動く様になり 物を掴んだりボールを触ったりするようになると、読んであげている私も

もう少ししたらこの子といっしょに 葉っぱ集めとか出来ちゃうのか…えへへ
と想像しながら楽しい気持ちになっていました^^
レオ・レオニといえば
個人的に、レオ・レオニと言ったらやっぱりスイミー!
小学校低学年の国語の教科書に載っていて、1人ずつ「。」まで朗読した記憶があります。(そういえば今でも冒頭を暗記しています)
そんなレオレオニさん、1910年 オランダに住むユダヤ人の裕福な家庭で生を受けます。
コレクターだった叔父さんの影響で、パブロ・ピカソやパウル・クレーなどの芸術に囲まれて育ったとか。特別な許可を得てオランダ王立美術館でデッサンをしていたり、幼少期から別格です。
子どもに「いいもの」を見せてあげたいという気持ちはありますが、流石に我が家にピカソの絵画を置ける筈もなく
騒がしく走り回り奇声を発する幼児を連れて美術館に行ける筈もないので
まずは身近な絵本で 色々な世界を見せてあげたいと思う今日この頃です。
では!
KIO
参考元 : レオ・レオニ (Wikipedia)
- 息子の反応に伴う主観記事です。
- 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。
※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。