作:せな けいこ
シリーズ名:ちいさな<せなけいこ・おばけえほん>
出版社:童心社
発売日:1974年7月
ISBN:978-4-494-00401-0
ページ数:28ページ
サイズ:21×18.5cm

ろくろっくびや大入道のすむ家にひっこしてきた、おじいさん。あべこべに、ばけものをこき使います。
(中央児童福祉審議会推薦)

妖怪好きにおすすめ!
引用元:童心社オフィシャルサイト
こんな時におすすめ
むかしむかし・・で始まるお話。
とってもひとづかいのあらいおじいさんは、ごんすけという下男をこき使って生活していました。
このおじいさんが化け物が出るという評判の家に引っ越しをする事になり、ごんすけは逃げ出してしまいます。
引っ越した晩、おじいさんが1人で本を読んでいると、どこからか生暖かい風が吹いてきました。

気付けば、行灯の側に 綺麗な女の人が座っています・・・なんと女の人はろくろっくびだったのです!
が、怖がらず「よくきたな」というおじいさん。

ぞくぞくと妖怪たちがやってくるのですが、おじいさんは妖怪までもこき使い出します。

子どもの頃は何も思わなかったけど、
大人になって読むと、頑固な独居老人の寂しさを感じるなぁ。
ちょっと可哀想なお話・・・
和紙をちぎったモシャモシャとした感じが暖かく、日本の古風な感じとぴったり。
文字は5mm×5mmくらいで大きめ。細めの明朝体です。
愛らしい妖怪達
私がこの絵本を購入したのは、私自身が日本の妖怪が大好きだからです。
購入する時には、もしかして息子にはちょっと怖いかな?とも思いましたが、私自身が欲しかったのです。たまにはそういう時もあります。笑

日本ならではの見た目の妖怪たち・・・やっぱり好きです!
思ったよりも怖がらず、受け入れる息子氏。
最後の、和紙を上から貼ったような靄の真ん中に火の玉がいるページがお気に入りです。

おばけ、きえちゃったよー!

消えた妖怪たちの余韻が感じられる、秀逸なページ。ほれぼれ。

おい、ごんすけー!

ママですが。
大体が、我が子が気に入ってくれるかどうかで選ぶ絵本ですが、日々読んであげるのは自分。
自分が気に入るかどうかも大事な問題だと思います。
最近になって思ったのですが、意外に『日本の昔話』を聞かせるタイミングがない気がします。
私が子どもの頃は、アニメでよく『まんが日本昔ばなし』を観ていた記憶があり、これでかなりお話を記憶した気がします。最近はこういう昔話はやっていないのですね。


市原悦子さんと常田富士男さんの声は怖かったけど
怖いものみたさで観ちゃうんだよな〜
懐かしの『まんが日本昔ばなし』 Amazonプライムで観られます^^
Amaozonプライムで『日本昔ばなし』を観るAmazonプライムの30日間無料体験はこちら
では!
- 息子の反応に伴う主観記事です。
- 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。
※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。