作 : 石井桃子
絵 : 横内 襄
シリーズ名 : こどものとも絵本
出版社:福音館書店
発行日:1967年01月
ISBN : 978-4-8340-0087-0
ページ数 : 28ページ
サイズ : 20×27

ちいさな子猫は好奇心でいっぱい。お母さん猫の見ていない隙に、ひとりで家の外へ!
子ども、車、大きな犬と 危険なことがいっぱいです。
ちいさな猫ちゃんは無事にお家へ帰れるでしょうか。

きっと、猫好きには たまらない一冊!
こんな子におすすめ
はじめに申し上げますが、どちらかと言うと犬派です。
そんな私が、思わず「可愛い… 毛並みが気持ち良さそう…」と思って頬を緩ませてしまう、横内襄さんの絵力。本当に、猫の丸みや柔らかい感じが伝わります。すごいです。


にゃーかぁいいねー
1967年の絵本なので、子猫が逃げ出す街並みは「こんな風景は、観光地でしか見られないのでは?」と思う程レトロです。
出てくる車の形もかなり古いですが、逆にかっこいい感じに見えます。


クラシックカーだね!

お外で遊んでいる子ども達の 滲み出る悪ガキ感もすごい。
子猫は外に出て走って行きますが、まだ走るのが遅いからか すぐ子どもに捕まってしまいます。
なんとか逃げられても、自動車の避け方がわかりません。
大きな犬に喧嘩も売ります。
お母さん猫はそんな子猫の声をちゃんとキャッチして、助けに行きます。

すぐ走って行こうとする息子とかぶるな。。。
無鉄砲に思える冒険は子どもの大好物。きっと、子どもが子猫に共感する絵本なのだと思います。
読んでいる側は、無鉄砲の尻拭いをするお母さん猫に共感できます。
と言っても、お母さん猫のように上手に助けられるかちょっと不安ではありますが…
子どもの好奇心はウェルカムですが、出来たら無茶はしないで欲しいですね!
犬派?猫派?
ちょっと気になったので、日本では犬派と猫派どちらが多いのか、リサーチ記事を探してみました。
2021年2月の記事では
「ずばりどちら派ですか?」と質問したところ、全体では犬派(「だんぜん犬派」と「どちらかといえば犬派」の合計)が52%と半数を超えました。ただし猫派(「だんぜん猫派」と「どちらかといえば猫派」の合計)も32%と、3割を超えています。
年代別にみると、若い世代のほうが他の年代に比べ猫派の割合が多い傾向がみられます。
出典:LINEリサーチ / 猫派?犬派?あなたはどっち?
との事。他にもいくつかリサーチ記事を見てみましたが、どうやらずっとこんな感じの比率のようです。
猫派の方が多いかと勝手に思っていました。

可愛いものは可愛いので、張り合う必要はなし!
猫といえば、アイルー好きです!
では!
- 息子の反応に伴う主観記事です。
- 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。
※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。