じゃあじゃあびりびり

0-1歳児向け

作•絵  :  まついのりこ
出版社:偕成社
発行日:2001年(オリジナルは1983年)
ISBN : 978-4031024402

ページ数 : 26ページ
サイズ :  14×14cm

はっきりした絵が印象的な赤ちゃん絵本!

こんな時におすすめ

  • ネンネ期の赤ちゃんに読みたい
  • 初めての本を探している

特徴

「名称と擬音」「イラスト」のみの構成となっています。はっきりした絵が赤ちゃんの目を惹きつけます。

紙のページでは、びりびり…という擬音が破れているページに沿っていたり

掃除機の「ぶいーん」という音は、ヘッドから出ているように描かれていたり

文字もイラストの一部のようになっているので、まだ文字の概念がない赤ちゃんでも イラストの邪魔にならずページを見ることが出来ます。

2001年にボードブック版が発売されたのですが、オリジナルが発売されたのは1983年。
鮮やかながらもちょっとくすんだ色づかいやモチーフが、昭和レトロな雰囲気を醸し出す1冊です。

これはこれで可愛いので私は気に入っていますが、「みず」の蛇口や「そうじき」の形状が我が家の物とかなり違うので、このイラストを見て理解出来るのかは疑問です。

公園にある蛇口はひねるタイプが多いので、これは理解出来そうですが…

形がちがうねえ

うちの掃除機はスティックタイプなの…

2021年6月の 掃除機売れ筋ランキング

1位 : スティック/ハンディタイプ

2位 : ロボット掃除機

3位 : スティック/ハンディタイプ



11位 : キャニスタータイプ
( 参考元 : 価格.com )

キャニスター型にも根強い需要はあるとはいえ、子育て世代の家庭の多くは、ちょこちょこと使いやすいスティック/ハンディタイプを使っている気がします。

赤ちゃんがいると 電源の接続部分を触って感電したり、コードに引っかかるのでは。と不安な事も多いですよね。

ロングセラーで愛され続ける絵本には こういう問題があるなぁ

モチーフ古いのはちょっと…という方は 他の絵本をおすすめします。

赤ちゃんの視力について

新生児の視力は0.01~0.02程しかなく、ほとんどほとんどが遠視で生まれてくるそうです。キョロキョロしているのも、目で見ようとしているのではなく音や光に反応しているだけだとか。

生後2〜3ヶ月になってようやく対象の輪郭を(ぼんやりながらも)見る事が出来るようになります。

だから赤ちゃん向けの絵本、おもちゃは はっきりした色づかいなんですね。

視力は、生後4〜7ヶ月で 0.03〜0.08になり
生後8〜11ヶ月でようやく0.1〜0.15
1歳で 0.1〜0.2前後
2歳で0.5前後
3歳で0.8前後

と、良く見えるようになっていきます。

そりゃかじるわ〜

…あんまり見えていなくても、読んであげる事に意味はあると思います!笑

では!

  • 息子の反応に伴う主観記事です。
  • 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。

※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。

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