作 : 市原 淳 監修 : 開 一夫
出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン
発行日 : 2018年11月15日
ISBN : 978-4799323809
サイズ : 12×12cm
ページ数 : 20ページ

東京大学あかちゃんラボ発
赤ちゃんと一緒に作った 赤ちゃんのための絵本。
中はこんな感じで、「もいもい」だらけです。


通常版とボードブックがありますが、こちらはボードブックをご紹介します。
シリーズに、「うるしー」「モイモイとキーリー」があります。

赤ちゃんの視線をくぎ付けにするイラストだよ〜
某朝の赤ちゃん向け番組でもお馴染み。
初めて動いているのを見た時は 私も息子も衝撃でした…

もいもいのイントネーション間違ってたわ。。。すまん息子
こんな子におすすめ
目玉のような虫のような、特徴的な絵は赤ちゃんを惹きつけます。
終始「もいもい」というワードのみですが、ページによって読み方を変えてあげると楽しいと思います。
音符マークのページでは、いつもお祭りっぽいリズムで読んでいました。
選好注視法とは?
もいもいを作った「赤ちゃん学絵本」プロジェクトが用いたのは「選好注視法」
複数の選択肢を与え、どれを一番長くみるかを計測するという方法だそうです。

赤ちゃんは「どれ」って言葉の意味がわからないのに
本当に「これが ”もいもい” っぽいな〜」って思って見てたのかな?
赤ちゃんの研究という分野がある事もびっくりです。
作者である 開 一夫さんの公式サイト では、
東京大学開(ひらき)研究室では、赤ちゃんが発達していく過程で必要不可欠な能力、たとえば感情・コミュニケーション能力・テレビやロボットに対する理解・「自分」と「他人」についての理解などがどのように獲得され、発達していくのかを科学的に調査しています。
https://ardbeg.c.u-tokyo.ac.jp/ja/babywelcome/
対象は0ヶ月から2歳ころまでです。
との事。

お〜

赤ちゃんって、ものすごい勢いで成長するよね。
子供が赤ちゃんでいる時間は本当に短いので、その短い期間が何かの役に立てると思うと気になりますね。
とにかく “もいもい” は 赤ちゃんが気になるイラストで、泣く子も黙るとの評判。
0歳児にはボードブック!
私が初めてもいもいを購入したのは、息子がまだネンネの頃。
初めて息子の為に買った絵本の中の1冊です。
まだ「絵本を破壊される」という事を理解していなかったので、通常版を購入して読んでいました。
隣で静かに聞いてくれる時期の尊さったら。
うちの息子に限っては、他の本との差異はあまりわかりませんでした…

泣き止む事はなかった……
とはいえお気に入りの1冊だったのは間違いなく、その証拠に一番最初に破壊の限りを尽くされました。
無事なページは1枚もなく、全てビリビリに!食べまくり!
初めて泣く泣く資源ごみの日に出した初代 ”もいもい” よ、さらば……..
そして新たにボードブック版を購入。
これで破壊される事は無くなったのですが、通常版よりページ数が少ないのは残念でした。
2歳5ヶ月現在も気に入っていて、たまに「もいもいよ〜(読んで)」と言ってきます。
もいもいを知っていると、某朝の赤ちゃん向け番組への食いつきが上がるというのは確実と思います。
では!
- 息子の反応に伴う主観記事です。
- 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。
※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。