作 : 多田 ヒロシ
シリーズ名:ねずみさんのえほん
出版社 : こぐま社
発行日 : 2000年06月
ISBN-13 : 978-4772101561
サイズ : 20×21cm
ページ数 : 24ページ

長ーーーーいパンを持った、小さいねずみさん
「どこにいくのかな?このうちかな?」

という繰り返されるワードと、誰が住んでいるかわかりやすい特徴的な家。その中にいる動物の家族たちのご馳走の様子が描かれています。

家族で囲む食卓には 笑顔がいっぱい
こんな子におすすめ
繰り返しワードでテンポがよく ページに緩急があるので、ボードブックを卒業したばかりのお子さんでも読みやすいです。
ねずみさんが走っている表現の とっとことっとこ、という言葉の響きも可愛らしくて、読む側も楽しい気持ちになります。
動物たちの食卓に並ぶご馳走を見て
「ライオンさんはお肉を食べる」
「うさぎさんはニンジンが好き」
等 各々のイメージを持てるようになる事が期待されるので、ちょっとしたお勉強にも!
動物の名前を覚えはじめたお子さんはきっと指差しをしながら楽しく見て&聞いてくれます。
ネコさんの家の前で焦るシーンがありますが、ネコがネズミを食べちゃう!という現実を知らないであろう息子は どう思っているんだろう。

焦るねずみさんもかわい〜
我が家での楽しみ方
我が家では、

誰のおうちかな?

きりんしゃん!
とあてっこしたり
「今日はどのおうちのごはんが食べたい?」と聞いてみたり。
最後のねずみさんの家のページ

を見ながら、
「横向いてる子はどこかな?」
「お水を飲んでる子はどこかな?」
「メガネをかけている子はどこかな?」
と ウォーリーを探せ的な遊びをするのも面白いです。
家族の食卓
動物たちそれぞれのページを見ていると、「家族で食卓を囲む」という事の楽しさや 大事なコミュニケーションの場であるという事を再認識させられます。
いつも 私と息子の2人でご飯を食べている我が家。
極々たまにパパも同席する日には 息子は明らかにとても嬉しそうだし、饒舌になっている気がします。
レア感からかもしれませんが。
今は「ママー!」「ママー!みてー!みててー!」としつこい息子ですが、
デバイスを手にするようになったら 平気で私の存在を無視してきたりする事でしょう…
今の世の中、毎日家族が揃ってご飯を食べる というのは なかなか難しいと思いますが、
食卓では 沢山会話したいなぁ~と思う私でした。
では!


- 息子の反応に伴う主観記事です。
- 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。
※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。