ねずみさんのおかいもの

最大100文字

作:多田 ヒロシ
シリーズ名:ねずみさんのえほん
出版社:こぐま社
発行日:2010年07月
ISBN:978-4-7721-0199-8

サイズ : 20×21cm
ページ数 : 24ページ

注意
  • 最大50文字カテゴリー内ですが、少し超過しています。

お母さんに頼まれて、ねずみのきょうだいがお買い物。がらがらごっとん、と荷車引いて、何を買いにいくのかな? いろんなお店にいって、大荷物で帰った子ねずみたちを待っていたのは・・・! お買い物の楽しさがいっぱいの絵本。

読みながら、お買い物の練習になるかも!

こんなお子さんにおすすめ

  • 『ねずみさんのながいパン』が気に入っている
  • お買い物ごっこで遊ぶのが好き

ねずみさんのながいパンの続編。ながいパンより文字数が多めです。(倍くらいの印象)
前回は1人で『とっとことっとこ』と走っていくねずみさんのお話でしたが、本作は8人で『がらがら ごっとん がらがら ごっとん』と荷車を引く音を響かせながら、色々なお店を周ります。

『がらがら ごっとん』の音とお店の外観のページ

お店の中でのやりとりのページ

ながいパンはここで買ってるのか・・・!!!

というように、交互にお話が進んでいきます。

パン屋さんで売っている『ながいパン』

初見の時は興奮しました。(私が)

お店の外観は それぞれの売り物がモチーフになっているので、「なんのお店かな?」とクイズを出して読むと面白いです。

このお買い物は何のためだったのかというのが最後にあり、ねずみさんファミリーの集合が見られるのですが、『ながいパン』の最後に引き続き圧巻の人数(ねずみ数?)です。

いらっしゃいませ〜というやりとりの練習

この絵本には、「いらっしゃいませ」「○○をください」「かしこまりました」というお店での会話と、お金を払って、商品を受け取るという一連の流れが何度も出てきます。

この絵本を読む頃には、この子が1人でお買い物なんて まだ想像出来ない・・という状況の方が多いかと思います。実際にお店でやらせてみるにはまだ躊躇われるけれど、家でおもちゃのお金を使って徐々に教えている方もいらっしゃるでしょうか。

本やごっこ遊びで、少しずつお買い物を教えていけるのがいいですよね。

そういえば 我が家はまだ、おもちゃのお金でお買い物ごっこをしてみた事がなく、いつもエアー精算(はいっ、とお金を渡す素振りだけする)をしています。そのせいか、まだお金の概念が全然わかっていない息子氏。

家にあるおままごとグッズを前に並べ

いゃっしゃいましぇ〜!・・りんごじゅーす くだしゃい!

はいどうぞ〜。100円で〜す

ん?お店側じゃなかったのか?と思いつつさらっと返事をすると

はい!(エアー精算)ままも!100円くーだしゃい!!

と、何故か私はジュースを渡しているのに100円を要求されるという謎の状況によくなります。

商品を手にする=お金を払う

という事をまだ理解出来ていない様子。

そのくせ、遊びではないシーンでも、例えば彼がお気に入りのゼリーをきらしていると

またかお〜ね?(上目遣い)

と私の真似をして言ってきます。

買う、という言葉と行為は認識しているけど、対価を払う、という事を理解させるのが中々難しい気がします。

息子氏はおそらく、よくわからない事は深く考えないタイプなんだよな・・

そもそも やはりお金の形がないとわかりにくいんでしょうね!笑

早くお金に見立てられるおもちゃ(紙に数字を書くだけでも)を準備したらいいのに。という事なんですが、作るタイミングを見失っていました。

いつも、お店屋さんごっこが始まってから

「お金準備してない・・!」と思い出すんですよね

早く準備します・・・・!

絵本もしつこく読みます。

では!

  • 息子の反応に伴う主観記事です。
  • 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。

※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。

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