おばけのばあ

0-1歳児向け

作・絵 : せなけいこ
出版社:KADOKAWA
発行日:2019年06月
ISBN : 9784041061879

ページ数 : 22ページ
サイズ : 16×16

2019年に せなけいこさんの絵本作家デビュー50周年で発行された、描き下ろし赤ちゃん絵本。
次々と “いないいないばあ” をする うさぎさん、ねこさん、赤ちゃん… そしておばけ!

半世紀愛され続けるおばけ!

こんな時におすすめ


  • ”いないいないばあ” 遊びが気に入っている
  • せなけいこさんのおばけに愛着がある

赤ちゃんと一緒に遊ぶ と言っても、実際は何かしている所を見せるか、本を読んだり話しかけたりするか、どちらかです。

そんな赤ちゃんとの定番の遊び ”いないいないばあ” を、ねないこだれだ や おばけのてんぷら でお馴染みのおばけと一緒に楽しめます。

ちぎり絵って本当に味があって面白いです。
子どもが大きくなったら是非真似して作ってみたい!

独特のちぎり絵は、描いても全然表現できませんでした。

せなけいこさん曰く、このおばけは子ども達を驚かせるために、勉強しているそう。
今後もおばけシリーズを読む予定があったら、導入にもぴったりです。

生まれたての赤ちゃんは一瞬前の事も記憶しない?

0歳児はみんな、いないいないばあで無条件に笑顔になると思っていましたが、初めて我が子に実際にやってみた時は驚きました。

想像より反応ないな…

まだこの絵本を読む方が食い付きが良かった位です。

生まれたての赤ちゃんの、記憶という機能が発達してくるのは生後5〜6ヶ月から。
その頃からママやパパ、おじいちゃんおばあちゃん等身近な人の顔を認識できるようになり、 “いないいないばあ” も楽しめるようになると言われています。

  • ママの顔が見えなくなる。
      (赤さん心の声)あっ顔隠したぞ…
  • 「いないいなーい」と言い出す。
      (赤さん心の声)ママの顔が出てくるんでしょ!?ねえ!!!
  • 「ばあ!」
      (赤さん心の声)ほらーー!やっぱり出たァーーーー!!!

という期待通りの展開が面白いのだそう。

ドリフとか時代劇とか、いつも通りの展開と分かっていても面白いよね。

期待通りの展開が見られれば満足なので、顔ではなくオモチャを隠したりしても楽しんでくれます。

5ヶ月未満だと 隠した時点で、何が隠れているか忘れちゃってるのか〜 反応が薄いわけだ…

「隠れる」「出てくる」というのが面白いのは、これからママが出てくるんだ!と想像出来るようになってからなんだね。

どんどん出来る事が増えて、どんどん笑うようになって、目覚しく成長する赤ちゃん。
子どもの成長って本当に面白いです。

では!

  • 息子の反応に伴う主観記事です。
  • 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。

※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。

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