再話:A.トルストイ 訳:内田莉莎子 画:佐藤忠良
シリーズ名:こどものとも絵本 / ロシアの昔話
出版社:福音館書店
発売日:1966年06月
ISBN:978-4-8340-0062-7
ページ数:28ページ
サイズ:20×27cm

おじいさんが植えたかぶが、甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。
おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。
おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒にかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。
おばあさんは孫を呼び、孫は犬を呼び、犬は猫を呼んできますが、それでもかぶは抜けません。
とうとう猫はねずみを呼んできますが……。

お遊戯会の劇でも定番!
引用元:福音館書店オフィシャルサイト
この絵本の特徴
大体が、助けを呼びに行くページ

みんなで引っ張るページ

の繰り返しです。
文字は大きめの明朝体で読みやすいです。
徐々に引っ張る人が増えていき、その度に文字数が増えます。最終的にはおじいさん、おばあさん、まご、いぬ、ねこ、ねずみが力一杯引っ張ります。

助けを待っている間、みんなが「だめだー」ってなっている姿が
可愛くて好きです!
「うんとこしょ どっこいしょ」のフレーズが耳に残りやすく、言うのが面白いので
息子も毎回真似して言っています。

うんとこしょ〜

どっこいしょ〜!!
長く愛される昔話
私が通っていた幼稚園は、劇を披露するお遊戯会がありました。
年長さんの時に『ジャックとまめのき』の女神さま役をやったのですが、未だに冒頭のセリフも覚えています。(全員セリフが少ないので、1フレーズですが)
衣装を着て園舎の階段を登っている時、慣れないロングスカートの裾を踏んづけてしまい、レース部分が少し破れて冷や汗をかいた事もよく覚えています・・・

そういえば衣装はレンタルだったけど、その後どうなったか覚えてないな・・・
そんな劇の定番な気がする本作。
1人ずつキャラクターが増えて、みんなで引っ張る姿・・想像するだけで可愛いです^^
1人で出来なかったら誰かに助けを求める。協力したら出来る事もある。という事を伝えられたらいいなと思います。
では!
- 息子の反応に伴う主観記事です。
- 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。
※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。