作 : 松竹 いねこ
出版社:福音館書店
シリーズ名 : 0.1.2.えほん
発行日:2012年02
ISBN13 : 978-4834027044
ページ数 : 20ページ
サイズ : 20×19

「ぽぽんぴぽんぽん」なんて可愛い響き。
「〇〇さんの、おへそはどこ?」「ここ」というのが続いていく、赤ちゃんの大好きな繰り返し言葉の絵本です。
こんな時におすすめ
まずはみんなのおへそを確認!

個人的には ひっくり返っておへそを見せてくれる かばさんがお気に入り!

確認してどうするのかな?と思っていると、最後はみんなでお風呂。
その様子は本当に気持ち良さそうで、お風呂が楽しそうに思える一冊と思います。
お風呂が楽しそうに思える一冊だと思います^^
我が家では お風呂に入る時いつも「ジャボンしよー」と誘っているのですが、
ある日いきなり息子が

ジャボータイ!
と何度も言って、爆笑し出しました。

じゃ、じゃぼーたい!? 何言ってるの!? あとキミの爆笑具合が怖いんですが!
と混乱していた私でしたが、よく聞くと「ジャボンタイム」でした。
それから我が家ではお風呂の時間を「ジャボンタイム」と呼ぶのが定着しています。
笑いのツボがよくわかりませんが、息子が爆笑しているのを見ているうちに、つい つられて笑ってしまう毎日です。

怒ってる時も多いけどね
お風呂は好きなようで、私より長風呂をしている息子氏。
髪を洗うのだけはずっと嫌いで、激しく抵抗してきます。
遠くないうちに、自分で洗えるようになるなんて
まだ信じられない。。。
我が家ではこんな読み方
0歳の時には、読みながら
「おへそはどこ?ここー!」
と、私がページの動物たちのおへそを指差してあげたり、
実際に子供のおへその辺りを触って遊んでいました。
少し大きくなって おへその場所を認識できたら、
「おさるさんのおへそはどこ?」
と聞き、指差しをさせていました。

初めて「ここ!」と言ってくれた時は、とても嬉しかった記憶があります^^
お風呂でも、「ぽぽんぴぽんぽん…おへそはどこ?」と、おへそを触ってキャッキャしていました。
お母さんと最後まで繋がっていた部分と思うと 改めて可愛らしく思えますね。
ぽんぽんという幼児言葉
お腹の事を指す「ぽんぽん」という幼児言葉について。
膨らんでいる幼児のお腹を、腹鼓を打つ狸のお腹に見立てて
「お腹を叩くと”ぽんぽん”」と音がなるから、と言う説が有力そうです。
”ぽんぽこ”だと腹鼓イメージが強い感じがするから
”ぽんぽん”や”ぽんぽ”などのバリエーションが出てきたのでしょうか。

「しょ、しょ、しょーしょーじ」の歌(証城寺の狸囃子)でお馴染みのあれですね
ところで、実際に狸がお腹を叩く事はありません。
1532年頃の俳諧集にも「狸のはらづつみ」というワードがあったそうですが、500年近く前から「狸のお腹って いい音しそうだなぁ…」と思われていたんですね。
はたまた狸のお腹の皮を使った太鼓があったのか(調べてみたけどわかりませんでした)
では!
KIO
- 息子の反応に伴う主観記事です。
- 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。
※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。