よるくま

最大100文字

作・絵:酒井駒子
出版社:偕成社
発売日:1999年11月
ISBN:978-4-03-331230-9

ページ数:32ページ
サイズ:182×240 mm

夜、男の子が寝ていると、まっ黒なよるくまがお母さんをさがしにきました。母の匂い、あたたかさを思いおこさせるファンタジー。全国学校図書館協議会・選定図書(2000年)

働くママさん&パパさんへの応援絵本でもあります

引用元:偕成社オフィシャルサイト

こんな時おすすめ

  • 寝かしつけの時に読む絵本を探している

「ママ あのね・・・」と、男の子がママに話しかける所からお話が始まります。

男の子はママに、『よるくま』という名前のくまのこが、ママを探していたので、一緒に探しに出かけたんだ。と、お話します。
ふたりは ハチミツ屋さんやよく行く公園、夜の街の色々な場所を探します。よるくまのおうちも隅々まで見ますが、やはりママは見当たりません。

とうとうよるくまが泣き出すと、周りがどんどん暗くなってきて・・・

セリフは「 」ではなく、ゴシック体が男の子、明朝体がママというようにフォントで分けられています。

加えて 地の文がなくセリフのみなので、個人的には『ぼく』と『ママ』の読み分けが少し難しいです。

あっ これママのセリフだった・・ごめん・・・

見どころ

ネタバレを含みます。

よるくまは、ようやく見つけたママに抱きついて「どこいってたの?」と聞きます。
「ごめんごめん。おかあさん、おさかなつって おしごとしてたの。」

帰り道、おかあさんはしっかりとよるくまを抱き抱え、「おまえはあったかいねえ」と優しく言います。

子どものあたたかさをじんわり感じる瞬間・・わかるなあ・・

外でも家でも「抱っこ!」とせがむ事の多い息子氏。

重たくなった息子に抱っこをせがまれると、つい「しません〜!」と言ってしまう事もあるのですが、
抱っこさせてもらえるのは、後何年かしら・・と想像するとすごく寂しくなります。

よるくまのおかあさんの

「きょうは このまま だっこして かえろう」

という言葉には、とても共感を覚えました。

なるべく多く、(出来るだけ)抱っこしてあげたいと思う今日この頃です。

〜 スーパーでカゴいっぱい入れている時 〜

だっこぉー

ちょ、いま無理だよ!

・・・よるくまのおかあさんの様に力持ちじゃないから 無理な時は無理ですね!

では!

  • 息子の反応に伴う主観記事です。
  • 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。

※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。

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