作・絵 : なかのひろたか
シリーズ名 : こどものとも絵本
出版社 : 福音館書店
発行日 : 2006年5月
ISBN : 978-4-8340-2207-0
ページ数 : 32ページ
サイズ : 27×20cm

雨が降っていてもぞうくんはご機嫌!
途中で会ったかばくんを散歩に誘うと、「お池の中ならいいよ」との事。
ぞうくんは泳げません。どんどん池は深くなり、かばくんの背中に乗せてもらいますが…

『ぞうくんのさんぽ』シリーズ第2作。
こんな時におすすめ
かばくん、わにくん、かめくんと、『ぞうくんのさんぽ』と同じメンバーが出てきます。
『ぞうくんのさんぽ』と違うのは、ぞうくんが上に乗るという部分。
お池の中だからこその展開で楽しいです^^
息子氏は初見の時、小さなかめ君がみんなを乗せてあげる姿に、歓声を上げていました笑

かめくん!しゅごい…!!

今回もみんなを支えきれず「うわーっ!」となるのですが、お池の中なので「どっぼーん!」とはいきません。しかし、泳げないはずのぞうくんが苦手を克服するという 素敵な展開。

これをきっかけに、苦手意識があったけど、やってみたら意外と出来る事もあると気付いて欲しいものです。

ぞうくんを見習って、洗顔スキルをつけて欲しい。
関係ないけど 米だけじゃなくておかずを食べて欲しい。。
キャラクターがみんな、びっくりした時以外の感情がわかりにくい表情をしているのですが、だんだん笑顔に見えてきたり、会話をしている感じに見えてきて不思議です。

やっぱり素敵なデフォルメ。
ぞうくんのさんぽシリーズ
このお話だけでも面白いのですが、ぞうくんが力持ちというスタンダードな展開の『ぞうくんのさんぽ』を読んでからだと更に面白いと思います。
元々並べる事が好きなので、シリーズの揃った背表紙にはキュンとします。
個人的には、気に入った絵本のシリーズ全て集めたい気持ちなのですが、子どもは同じキャラクターや、同じ様な内容でも 気に入る、気に入らないがあります。
息子氏だと、『ぐりとぐら』は気に入ってくれたのに『ぐりとぐらのえんそく』はあまり気に入らなかったり、『ノンタン』はどれを読んでも気に入ったり…

基準がわからん。

げんきげんきノンタン!(アニメのおかげで好き度が上がっている感)
0歳からディック・ブルーナの絵本をセットで持っていたので、2歳になった時にうさこちゃんの絵本シリーズの4冊セットを買ってみたのですが
なんと1冊も気に入ってくれませんでした。。。

『0才からの〜』の方は結構気に入ってる感じだったのに。ガーン
子どもの好みも色々なので、初めてのシリーズはセットではなく、個別に買ってみた方が無難だなぁと思う今日この頃です…
では!
- 息子の反応に伴う主観記事です。
- 文章、画像共に無断転用はお止め下さい。
※便宜上、対象年齢は息子基準にしています。お子さまに丁度いいものかどうか、親御さんでご判断ください。